こどもの骨盤矯正の効果について

こどもの骨盤矯正 スポーツ整体
スポーツ整体

子供の骨盤にもゆがみが起こります

「えっ、子供でも骨盤がゆがんだりするんですか?」と聞かれることはよくあります。答えはもちろん
YES。それは骨盤の骨自体が変形するという意味のゆがみではなく、骨盤のねじれと傾きという意味でのゆがみのことを指します。

骨盤には大きな関節が6ヶ所もあるのですが、その中でも後ろ側にある「仙腸関節」のゆがみが骨盤のねじれを生み出してしまいます。

腰痛や身体の動かし方の不調を訴える子供の場合、この関節の動きを後ろ側からチェックすると、動きの悪さと共にゆがみを確認できます。骨盤にねじれのゆがみがあると股関節の位置に左右で違いが現れ、それが脚の長さの違いへとつながってしまいます。

骨盤のゆがみと脚の長さの違い

仙腸関節のゆがみから骨盤のねじれが起こり、股関節の位置が上がってしまうと、立っている時に脚の長さに違いが現れてしまうんですね。

骨盤がゆがんでいるとパフォーマンスが下がるスポーツ

こどものスポーツ

当院で骨盤や背骨の矯正を受けに通ってくる子ども達の多くは、習い事として何かしらスポーツをしていますね。男子だとサッカーや野球がメジャーで、女子だとバレエを習っている子が多いです。男女共通のスポーツだと水泳。

バレエだとやっている本人が身体のゆがみについて気づく事が多いようです。例えばピルエット(?)クルクル回転する動作の際に左右でスピードが大きく違ったり、片脚で立つ時に左右どちらかが身体を直立させるのに難しかったりするようです。小さい子の場合はまだつま先で立たないと思いますが、キレイにまっすぐ立てるようになりたいですよね。

水泳だと保護者が見学席から我が子の泳ぎ方を眺めていると、背泳ぎやクロールがクネクネしすぎているのが気になってお子さんを連れてこられる方が多いです。

サッカーと野球の場合は走りやすさが共通点で、骨盤のゆがみを矯正してあげると脚が上がりやすくなって少し速く走れるようになります。サッカーでボールをキックする動作も、利き足側の仙腸関節の動きが悪いと100%の力や精度が出せないでしょう。軸足側の仙腸関節のゆがみも影響ありそうですね。

野球はポジションにもよると思います。ピッチャーだと骨盤だけでなく胸椎や肩甲骨の動きもチェックしたほうが良いでしょう。キャッチャーは骨盤のゆがみがあると長時間の蹲踞(そんきょ:しゃがんだ姿勢)がつらいです。少年野球であっても、結構本格的にやられているチームのお子さんは身体のメンテナンスをしっかり重視していますね。

他にも陸上やダンス、ミニバス、器械体操をしている子ども達のパフォーマンス向上のお手伝いをさせていただいております。

骨盤のゆがみがあると座っている時もつらい

こどもの習い事

もちろん運動だけではなく、お絵描きや書道の教室、最近だとレゴの教室に通っているお子さんの姿勢が気になって連れてこられる方も多いです。どうしても猫背になってしまったり、正座をしていると上半身がクネクネする様子が気になるようですね。身体がまだ小さくて体重が軽いとあまり痛いとは言わないかもしれませんが、きっと違和感があるのだと思います。

骨盤のねじれ由来のゆがみがあるのに、長時間椅子に座ったり正座の姿勢を続けるのはつらいでしょう。大人でも結構痛くなりますからね。

習い事やスポーツのパフォーマンスを高めるためには良い姿勢が必要

せっかくバレエ・野球・サッカー・書道・レゴなどを習わせているのに、背骨や骨盤など身体のゆがみのせいで集中できないのは可愛そうです。お子さんが習い事やスポーツをしている様子を見て、身体の動かし方・使い方・姿勢について何か気になる事があれば「こども整体」や「小児カイロプラクティック」を行なっている治療院を探してみてください。助けになるはずです。

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